チェンソーマン アキに関する伏線を紹介
この記事では、チェンソーマン第1部のアキに関する伏線について紹介していく。
伏線紹介という性質上、ネタバレが含まれるため、チェンソーマン第1部をすべて読み終わってない人はご注意を。
まだチェンソーマンを読んだことがない人は、チェンソーマンのオススメポイントを極力ネタバレなしで紹介しているコチラの記事を参考にしてほしい。
アキに関する伏線
「アキ」という名前
「アキ」という名前は、ロシア製の銃である「AK−47」からきている。
この銃は世界で最も多く使われた軍用銃として有名なものである。
マキマの事が好きな理由（1巻第3話）
1巻第3話で、アキはマキマの事を「命の恩人」と語っており好意を寄せている事がわかる。
しかし、9巻74話で、天使からなぜマキマの事が好きなのかを尋ねられた際に、「あれ？なんでだっけ？」と理由を思い出せない様子が描かれる。
10巻86話では、サムライソードがマキマの仲間として登場した際にも「マキマさんは何度も俺たちの命を救ってくれた」と言っている。
アキやサムライソードたちは、マキマの支配の悪魔としての能力を使用され、記憶を改ざんされ命の恩人であると思い込まされているものと考えられる。
アキが復讐する対象（1巻第4話）
1巻第4話で、アキは家族全員をある悪魔に殺されたと語っている。
2巻第13話で、その悪魔が13年前に現れた銃の悪魔であった事が判明する。
タバコ（2巻第16話）
2巻第16話で、姫野はタバコについて、「依存できるモンがあるといいよね〜、何かに寄りかかって生きたい人生ですよ」と語っており、アキにタバコを教えたのは姫野であるという事が判明する。
5巻第35話で、姫野がアキに初めてタバコを勧めた時に、未成年であると分かると、その最初の1本は預かって、大人になって何かに寄りかかりたくなったら返すという約束をする。
アキが、沢渡の操る幽霊の悪魔に絞め殺されそうになった際に、その最初の1本のタバコがアキに返却される。
そして、そのタバコには姫野からのメッセージとして「気楽に復讐を！」という文字が書かれていた。
5巻第38話で、デンジは姫野を殺したサムライソードに対する復讐として、キンタマを蹴り一番大きな悲鳴を出させた方が勝ちという大会をアキに提案する。
いたぶって憂さ晴らしすることに呆れていた様子のアキだったが、姫野の「気楽に復讐を！」というメッセージを思い出し、大会に参加することとなる。
5巻第41話で、アキはゴミ箱にタバコを捨てている。
これはアキが何かに依存したり寄りかかったりする必要がなくなったという描写であると考えられる。
死亡フラグ（2巻第16話）
2巻第16話で、姫野は師匠から、悪魔が恐れるデビルハンターは強いヤツでも勇敢なヤツでもなく、頭のネジがぶっ飛んでるヤツだと聞いており、アキは長生きできそうだと語る回想シーンがある。
3巻第19話の姫野の回想で、「師匠」とは岸辺の事であると分かる。
そして岸辺は、姫野が語っていた通り、悪魔が恐れるデビルハンターは頭のネジがぶっ飛んでいるヤツで、反対に「まとも」なヤツはみんな死んだという趣旨の発言をしている。
9巻72話で、アキは、デンジとパワーを死なせないために、銃の悪魔の討伐遠征不参加の相談を岸辺にする。
そこで岸辺は、アキに対し「お前も随分まともになっちまったな」と言っており、まともになった＝死亡フラグと言える。
アキの刀とは（3巻第17話）
永遠の悪魔から8階に閉じ込められた際に、アキは姫野に対し、刀の使用許可を求めていたが、使うとアキの寿命が減ってしまうという理由で、使用を許可せずその詳細は不明だった。
3巻第24話で、サムライソードに襲撃された際に、アキは釘のような刀を3度刺し、「カース」という名の呪いの悪魔を使用。
呪いの悪魔は釘（刀）を規定回数、対象に刺すことで、刺した相手を呪い殺せるというものだった。
4巻表紙のアキ
4巻の表紙には、顔についた血を拭うような仕草のアキが描かれている。
その背景には射撃の的があり、タイトルは「銃は強し」である。
9巻第76話で、アキは銃の悪魔に殺されており、続く第77話で体を乗っ取られ魔人化しているという事が判明。
この事から4巻表紙は、アキが銃の悪魔に狙われているという事を示唆したものであったと考えられる。
未来の悪魔の予言（4巻第32話）
4巻第32話で、アキは未来の悪魔と契約する際に、「オマエは未来で最悪な死に方をする」と言われている。
それに対し、アキは自分の死に方に興味はないと言い、その内容を聞くことはなかった。
9巻73話で、アキは未来の悪魔から一方的に未来を見せられる。
その内容は、アキとパワーがデンジにグチャグチャに殺され、その後に、悪魔に最も恐れられる悪魔が現れると告げられる。
9巻79話で、アキは銃の魔人としてデンジに殺されてしまう。
未来の悪魔の予言した「最悪の死に方」とは、アキにとってではなく、家族のような存在となったアキを自らの手で殺してしまった「デンジにとって最悪な死に方」という意味だった事が判明する。
まとめ
アキは、銃の悪魔に復讐することを目的に公安に所属していたが、序盤から銃の悪魔に殺されてしまうという伏線が多数張られていた。
頭のネジがぶっ飛んでいるとされるデンジとは対象的に、まじめな性格であるという点も死亡フラグであったと考えられる。
次回はパワーに関する伏線を紹介する。
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