チェンソーマン デンジに関する伏線

デンジに関する伏線紹介おすすめの本

チェンソーマン デンジに関する伏線を紹介

この記事では、チェンソーマン第1部のデンジに関する伏線について紹介していく。

伏線紹介という性質上、ネタバレが含まれるため、チェンソーマン第1部をすべて読み終わってない人はご注意を。

まだチェンソーマンを読んだことがない人は、チェンソーマンのオススメポイントを極力ネタバレなしで紹介しているコチラの記事を参考にしてほしい。

デンジに関する伏線

「デンジ」という名前

「デンジ」という名前は、作者がインタビューで「天使(テンシ)」に濁音をつけて名付けたと明かしている。

突然血を吐いた理由

デンジが第1話で突然血を吐いた際に、母親が心臓の病気で血を吐いて死んだ、ということを人から聞いていたかのような描写がある。

この時なぜ血を吐いたのか、この描写が物語とどう繋がるのかは現時点では不明。

デンジの心臓が狙われる理由

銃の悪魔、レゼ、サンタクロース、クァンシなどがデンジの心臓を狙う刺客として登場する。

彼らがデンジの心臓を狙う理由として、現時点では、マキマの目的を阻止するためという事が考えられる。

マキマは、チェンソーマンの「食べた悪魔の存在を消す」という特性を利用して、戦争・飢餓・死の悪魔などの存在を世界から消そうとしていた。
このマキマの目的を阻止するために、デンジの心臓を狙ったという可能性がある。

若しくは、チェンソーマンの心臓には現時点では判明していない重大な事実が隠されており、手に入れることで強大な力を得ることができるのではないかとも考えられる。

人でも悪魔でも魔人でもない存在

デンジやレゼ、クァンシなど、通常時は人間の姿をしているが、変身することによって悪魔になることができる者は「人でも悪魔でも魔人でもない存在」とされている。

非常に前例が少ないらしく、その存在は謎が多い。

それぞれが武器の特性に応じたトリガーがあり、作動させることで変身する。
チェンソーマン(デンジ)は胸のスターターロープを引く、ボム(レゼ)は首のピンを抜くなど。
このトリガーは変身以外にも、作動させることで回復することができるという機能も有している。

ただし、完全に回復させるためには一定量以上の血液が必要であり、不足している状態では変身が途中で止まったり、傷だけが回復し人間の状態になったりすることがある。

デンジの夢の中に出てくる開けてはいけない扉

デンジの夢の中で、謎の扉が度々登場する。

最初にこの扉が出てきたのは第5巻・38話「気楽に復讐を!」である。
サムライソードに勝利し、銃の悪魔の肉片が本体に向かって動き出した、というシーンの直後にこの夢が始まる。

「いつも見る夢で、いつも忘れる夢」とデンジは認識している。

また、この夢を見る際、デンジは子供の時の姿である。

扉の中にはポチタがいて、デンジが「夢の中くらい撫でさせてくれ」と言うが、ポチタから「絶対に開けちゃダメだ」と言われた直後に目を覚ます。

2度目は「レゼ編」終了直後の第7巻・53話「夢の中」である。
一緒に逃げるためにカフェでレゼを待っていたが、レゼはマキマによって殺されてしまっていたため、カフェに現れることはなかった。
そのあとに扉の夢が始まる。
ここでも扉の前に立つデンジに対し、中からポチタが「開けちゃダメだ」と言い、その直後に目を覚ます。

3度目は「海外からの刺客編」終了直後の第9巻・71話「お風呂」である。
闇の悪魔と対峙したことがトラウマになっているパワーと添い寝をしていた時に夢が始まり、デンジは「ドアの向こうに何があるかなんて…知らなくていーや…」と言いこのシーンは終了する。

4度目は第9巻・76話「開けちゃダメ」である。
銃の悪魔により、アキが死亡。
アキの家のインターホンが鳴りドアを開けようとするデンジ。
ドアノブに手をかけようとした瞬間に夢が始まり、ポチタが「デンジ、開けちゃダメだ」と言う。
直後に目を覚まし、マキマから電話がかかってくる。
インターホンを鳴らしているのは銃の悪魔であり、「今回は何も考えず戦って」と指示されドアを開けると、銃の魔人となったアキがいた。

5度目は第10巻・81話「おてて」である。
銃の魔人となったアキを殺してしまったショックから立ち直れず、マキマの家にいたデンジ。
パワーがマキマの家を訪れ、玄関のチャイムを鳴らす。
そこで、マキマがデンジにドアを開けるように指示をし、開けたらパワーを殺すと宣言。
ドアの前に立った瞬間、夢が始まり、ポチタが「開けちゃダメ」と言おうとするが、マキマがそれを遮るように「開けて。デンジ君が開けて?」と言い、現実に戻り、ドアを開けさせる。
ドアの前にはデンジの誕生日ケーキを持ったパワーがいたが、マキマが能力を使用し殺害。

6度目は第10巻・82話「朝食はしっかり」である。
マキマから、アキやパワーを死に追いやったのは、デンジを精神的に追い込み、デンジとポチタとの契約を破棄させるためであった事を聞かされ、さらにデンジが扉の向こうに過去の嫌な記憶を隠している事と告げられる。

ここで夢に登場する扉が出てくる。

マキマの言う、デンジが扉の向こうに隠している嫌な記憶とは、デンジの父は自殺したのではなく、デンジが殺したという内容であった。
それを聞いた瞬間、扉が勝手に開く。
だが、この時の扉は今まで登場してきた右開きだった扉ではなく、左開きの扉だった。

そのため、この時開いた扉は今までの物とは別であり、他にも封印しなければならない過去が存在する可能性がある。

また、扉を開けたときには既に父親らしき人物は倒れており、デンジが直接手を下したシーンは描かれておらず、本当にデンジが父親を殺したのかという点には疑問の余地がある。

さらに、第1巻・1話の時点では、ヤクザが「今月の分も払わねぇ内に首吊りやがって」と言うシーンや、デンジが初めて死にかけのポチタと出会った時にフラッシュバックした記憶でも首吊りのシーンを思い出していたことから、父親らしき人物が血を流し、倒れて死んでいるというのは少し不自然に感じる。

まとめ

デンジに関する伏線として、
①血を吐いた理由
②デンジの心臓が狙われる理由
③人でも悪魔でも魔人でもない存在
④夢の中に出てくる開けてはいけない扉
を紹介した。

次回は、「マキマ」に関する伏線を紹介する。

 

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