ポケモン スカーレットバイオレットをプレイした感想

ポケモン スカーレットバイオレットについて

ポケモンスカーレットバイオレットは、2022年11月18日に発売されたニンテンドースイッチ用のロールプレイングゲームだ。

ポケモンシリーズの9作目である。

略称はポケモンSVで、スカーレット版とバイオレット版の2種類が存在する。

バイオレットの方が人気が高いようだが、筆者はスカーレットを購入した。

ポケモンシリーズについておさらい

ポケモンは2023年1月現在、第1世代から第9世代までが発売されている。
ここではリメイクやマイナーチェンジ版などは省略する。

世代タイトルハード発売日国内売上本数
第1世代赤、緑ゲームボーイ1996年2月約820万本
第2世代金、銀ゲームボーイ1999年11月約720万本
第3世代ルビー、サファイヤゲームボーイアドバンス2002年11月約540万本
第4世代ダイヤモンド、パールニンテンドーDS2006年9月約580万本
第5世代ブラック、ホワイトニンテンドーDS2010年9月約550万本
第6世代X、Yニンテンドー3DS2013年10月約450万本
第7世代サン、ムーンニンテンドー3DS2016年11月約380万本
第8世代ソード、シールドニンテンドースイッチ2019年11月約560万本
第9世代スカーレット、バイオレットニンテンドースイッチ2023年1月約470万本↑

スカーレットバイオレットの特徴

オープンワールド

コライドンやミライドンといったライドポケモンに乗ってフィールドを探索。ストーリーやポケモン集めなどある程度は自由な順番で進めていくことができる。

ストーリー上の主な目的は下記の3つである。
①捕獲、使用できるポケモンのレベル上限を上げるための「チャンピオンロード」
②コライドンやミライドンの移動手段拡張のための「レジェンドルート」
③新たな技マシンを作るための「スターダストストリート」

テラスタル

スカーレットバイオレットの最も大きな特徴の一つが「テラスタル」だ。

前作のソードシールドでいうところの「ダイマックス」のようなポケモンが変身するシステムである。

「テラスタル」の特徴として、

・18種類のタイプから好きなタイプに変わることができ、テラスタル後は単タイプになる。

・バトル中に1度しか使用できないが、使用後は交代してもずっとテラスタル状態が続く。

・テラスタル前のポケモンのタイプの技はテラスタル後も引き続き1.5倍の威力が出せる。元々持っていたタイプと同じタイプにテラスタルした場合は2倍の威力が出せる。
例えば、ほのお&ゴーストタイプのラウドボーンがテラスタルした場合で考えると、
(1)みずタイプにテラスタル=ほのお技、ゴースト技は1.5倍の威力、みずタイプの技も1.5倍の威力。

(2)ほのおタイプにテラスタル=ほのおタイプの技は2倍の威力、ゴーストタイプの技は1.5倍の威力。
となる。

・威力60未満の技で、テラスタルのタイプと技のタイプが一致している場合、威力が60になる。(先制技、連続技は対象外)
例えば、でんきタイプにテラスタルし、威力20のでんき技「ほっぺすりすり」を使用した場合、威力は60になる。

テラレイドバトル

テラスタルポケモンをトレーナー4人で協力して倒し、捕獲することができるバトル。

倒してしまえば100%捕まえることができる。

夢特性を持つポケモンは、このバトルで捕まえなければ手に入らない。(野生のポケモンは通常の特性のみ)

全体的に動作が重めなのが少し気になるが、テラスタルタイプを変更するために必要な「テラピース」というアイテムを集めるために周回する必要があり、かなり大変。
特性を通常⇄夢に変更することができるアイテムである「とくせいパッチ」も星6、星7のテラレイドバトルで低確率で入手できる。

プレイした感想

ポケモンの個体値を6Vにするために必要な「ぎんのおうかん」をデリバードポーチというショップで1個20,000円で購入できたり、夢特性のポケモンはテラレイドバトルで入手できたりと、厳選作業の負担はかなり軽減されている。

努力値振りに関しては、パワー系アイテムを持たせて戦闘を何度も行うか、ラッキーズというショップで1個10,000円で努力値アップアイテムを購入するかのいずれかが効率的だ。
個人的にはパワー系アイテムを持たせたポケモンをまとめて6体育成させる方法がより効率的だと感じた。

現状最も時間がかかるのがテラスタイプを変更するためのアイテムである「テラピース」集めだ。
テラピース50個でテラスタイプを変更することができるが、これは主にテラレイドバトルで集めることになる。
星6や星7などの高難易度の方がより多くのテラピースを獲得することができるが、ソロでは攻略が難しい点、1回のバトルが長時間になりがちな点、バトルに負けることもある点を考慮すると、個人的には星3〜5のレイドをソロで周回する方が効率的だと感じた。

ランクマッチに関して、筆者はマスターボール級の勝率5割前後で推移しているが、パーティの構築や対策、立ち回りなどを考えて育成するのは本当に楽しいと感じている。

ストーリーだけをプレイする場合は特に気にすることもないと思うが、ランクマッチがやりたい人に関しては、やはり発売からなるべく早い段階で参入した方がより長く楽しむことができると思うので、迷っているならすぐに購入すべきだろう。

スカーレット、バイオレットのどちらにするかは正直、伝説ポケモンの好みの方を選ぶ程度でいいと思う。
どちらかの限定ポケモンに関しては、掲示板などを使用すれば交換することも可能だし、テラレイドバトルで入手することもできる。

筆者は買った値段以上には楽しむことができているため、非常にオススメできるソフトであると思う。

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