Kindle Paperwhite(キンドルペーパーホワイト)を1年間使用した感想 iPad miniの方が使いやすい(個人的意見)

Kindle Paperwhite商品レビュー

Kindle Paperwhiteを1年間使用して出した結論

結論として、色んなジャンルの本を読む人の場合、Kindle PaperwhiteよりもiPad miniの方をオススメする

例外として、小説など活字のみの本をメインで読む人や、防水機能が必要な人はKindle Paperwhiteでもいいかもしれない。

Kindle Paperwhiteのデメリット

筆者の場合、
・マンガ(4割)
・ビジネス書(3割)
・専門書(2割)
・雑誌、ゲーム攻略本(1割)
・小説(ごくまれに)
くらいの割合で本を読んでいる。

この中からKindle Paperwhiteでストレスなく読むことができるのは小説くらいで、他のジャンルに関しては、少なからずストレスを感じる場面があった。

・全ジャンル共通
ページ送りの速度が遅いため、常にストレスを感じる。
特に複数回連続でページ送りしたい場合は、ついKindle Paperwhiteを連打してしまう。
また、フルカラーに対応していないため、図解などの描写がわかりにくい場合がある。
牛か馬に転生し、白黒しか判別できなくなったらこの問題は解決するかもしれない。

風呂に入っている時は操作感の悪さがさらに加速し、意図しない操作が頻発する暴走モードに突入することがある。
せっかく防水機能があるだけに残念。

・マンガ
見開きでないと分かりづらい描写が結構ある。
見開き画面にできないことは漫画用端末としては致命的。

・ビジネス書
図解や細かい文字などが多いとストレス大。
目を凝らしてもよく見えない。
タッチ操作の感度が悪いため、メモやハイライトが使いにくい。

・専門書
互換性がなくダウンロードできないものがある。
ビジネス書同様、文字が細かすぎて見えない場合がある。

・雑誌、ゲーム攻略本
そもそも雑誌やゲーム攻略本を読むための端末ではない。と思う。
画像や写真を見たいという需要には答えてくれない。

・小説
唯一、Kindle Paperwhiteで読むのにふさわしいジャンルだと思う。
Kindle PaperwhiteのKindle PaperwhiteによるKindle Paperwhiteのためのジャンル。

iPad miniで読書した場合の感想

iPad miniの場合、すべてのジャンルにおいて95%満足した使い方ができている。個人的には。
残りの5%は、
防水機能がない事
雑誌や攻略本などの一部は、文字が小さすぎて見えづらい事
の2点だ。

iPad miniがKindle Paperwhiteに明確に劣る点といえば、購入金額と重さ、防水機能くらいではないだろうか。
ページ送りの速度も軽快。
しかもiPad miniなら読書以外のウェブサイト・YouTube等の閲覧や各種アプリも充実しているというオマケ付き。

iPad Airも持っているが、さすがにこれで長時間、読書をするのはキツかった。
腕の筋トレも兼ねて読書をしたい方には、いいかもしれない。
私、ういろーは効率の観点からiPad Airではなく、ダンベルを使用して読書とは別に筋トレをすることにしている。

Kindle Paperwhiteのメリット

ここまで散々Kindle Paperwhiteの悪口ばかり言ってきたが、コイツのメリットとしては、

①軽い。
長時間読書でも腕が疲れにくい。

②防水のため、風呂に入りながら読める。
安いから最悪、壊れてもいいと思える安心感。

③バッテリーが長持ちする。
どこかで「1週間充電しなくてもOK!」みたいな記事を読んだが、筆者の使用頻度だと2〜3日が限界。
とはいえ、スマホやiPadよりは長持ちする。

④フロントライトが目に優しい。
全然、目の疲労感が違うッ!!
寝る前に見る端末を、スマホからコイツに代えて睡眠の質が劇的に向上したッ!!俺は人間をやめるぞ!!
…というほどの実感はない。
1日コンタクトレンズをつけなかった時の方が目が休まった感覚があるし、お酒を飲まなかった日の方がよく寝れたと感じる。

⑤端末が安い。
アマゾンセール時はなおさら。
細かいキズなど一切気にならないため画面保護フィルムやケースがいらない。(主観)

などがある。

Kindle PaperwhiteとiPad miniの主なスペックを比較!

Kindle Paperwhite(第10世代)iPad mini(第5世代)
価格広告あり 13,980円
広告なし 15,980円
50,780円
サイズ6インチ7.9インチ
重量182g300.5g
防水機能IPX8
水深2mの真水で60分耐える程度
非対応
画面e-inkディスプレイ
フロントライト
Retinaディスプレイ
True Tone
バッテリー
最大約6週間持続
5,124mAh

2022年11月時点では、両方とも1世代、型落ちである。

最新型では、どちらも画面サイズの大型化などのアップデートはあるものの、劇的に使用感が変化するものではないと考え、最新型の使用感については考慮しない。(筆者はほぼ同じと考える。)

このようにスペック上では、読書用端末としてはKindle Paperwhiteが優秀であるように見える。

Kindle Paperwhiteをどういう場面で使用していたか

主に、仕事の合間や入浴時、寝る前、休日に使用していた。

外出時に持ち歩く際は、小さめのバックに入れて持ち運んでいたが、iPad miniや他の荷物も一緒に持ち運ぶ事が多かったため、軽さや小ささをそこまでメリットに感じることは無かった。

最もメリットを感じた場面が入浴時の使用だ。
防水機能があり、かつ安価であるがゆえにあまり気を使わずに使用することができた。
しかし、浴室にいると画面が蒸気で曇り、水滴だらけになってしまっていた。
これの何が問題かというと、手で画面を拭った際に意図せずフォントサイズが変わってしまったり、水滴によってページ送りをしていないのに勝手に進んでいく(又は戻っていく)、タッチしても反応しない(又は反応しにくい)状態となり、メモやハイライト機能が使用できない、という暴走モードが発動するからだ。

寝る前は、基本的にKindle Paperwhiteしか触らない!そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。
その際は、画面の明るさを2〜5程度の暗めにして読んでいたが、目の疲労感に関する影響は体感できるほどではなかった。
眠りにつくまでの時間や翌朝の寝覚めに関してもメリットを感じる事はなかった…

休日の使用では、読む姿勢や場所が自由に選択できることから、充電も任意のタイミングで行いやすいという状況が多く、Kindle Paperwhiteの強みである軽さやバッテリーの持ちなどが活かされにくい環境のため、自然とiPad miniやパソコンを使用していた。

使用後1年、保証切れ直後に訪れた悲劇

Kindle Paperwhiteの使用開始から1年が経過した頃に、突然悲劇は訪れた。

フロントライトが機能しなくなったのだ。

明るさを0にしようが、24にしようが、全く反応がない。ただのしかばねのようだ。

再起動したり、端末をリセットしてみたりしたがダメだった。

それ以来、明るい場所以外での使用は不可能となった。(あきらめた)

まとめ iPad mini キミにきめた!

筆者の主な用途(マンガ、専門書、雑誌を読むこと)においてiPad miniがKindle Paperwhiteに劣っている点といえば、価格と重量と防水機能だ。

価格と重量に関しては機能の差を考えると仕方がないだろう。

見開きページや小さい字の読みやすさ、ページ送りの速度など、不満に感じる点はほとんどない。

持ち運びに関しても、Kindle Paperwhiteとさほど変わりはない。

現在、フロントライトの故障してしまったKindle Paperwhiteは、お風呂専用端末となってしまい、読書用端末はiPad miniが担ってくれている。

もし次に読書用端末を購入するとしたら、最新のiPad miniにする。
父にありがとう。母にさようなら。そして、すべてのKindle Paperwhiteに、おめでとう!

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