ポケカにおける「ワザ」とは
「ワザ」とは、場に出ているバトルポケモンのカードに書いてある「ワザ」を言う。
「ワザ」の基本的なルールは下記の通りだ。
①自分の番に一度だけ使える。
※例外として、先行１ターン目はワザを使用できない。
②「ワザ」を使うためには、バトルポケモンのカードに記載されている必要エネルギーをつけなければならない。
※無色エネルギーは他のタイプのエネルギーでも代用可。反対に無色エネルギーカードでは、他のタイプのエネルギーの代用はできない。
③「ワザ」を使うと自分の番は終わる。
④「ワザ」が使用できない場合、他にすることがなければ相手に宣言して、自分の番を終わることができる。
⑤「ワザ」が使用できる場合であっても、「ワザ」を使用せずに相手に宣言して、自分の番を終わることができる。
「ワザ」の使用手順
①「ワザ」の使用を宣言する。
②「ワザ」を使用するポケモンの状態を確認する。
例えば、ポケモンが「こんらん」状態の場合、ワザが成功するかどうかをコイントスで決めなければならない。
③「ワザ」の説明文の指示内容に従う。
④相手のバトルポケモンに、「ダメージを受けたときにはたらく効果」がある場合はそれに従う。
ダメージ計算
ダメージ計算は次の①→⑤の順で計算を行う。
途中で「0」や「マイナス」になった場合、その段階で計算を終了する。
①カードに記載されているワザのダメージを計算
基本的には「ワザ」のダメージは、カードのワザ名の右側にある数字の通りである。
※数字に「×」、「-」がついている場合で、ダメージが「0」または「マイナス」になった場合、この段階でダメージ計算は終了する。
②ダメージを与えるポケモンが受けている効果を計算
げんきのハチマキ（相手のバトル場のポケモンへのダメージは「＋10」される）や「こだわりベルト」（このカードをつけているポケモンが使うワザの、相手のバトル場の「ポケモンV」へのダメージは「+30」される）などをつけている場合、①の計算結果に追加する。
また、「ヒスイヌメルゴンVSTAR」の「アイアンローリング」の効果（次の相手の番、このポケモンが受けるワザのダメージは「-80」される。）などを受けている場合も同様に①の計算結果に追加する。
その際、計算結果が「0」または「マイナス」になった場合、この段階で計算は終了する。
③弱点の計算
ダメージを受けるポケモンの弱点のタイプが、ダメージを与えるポケモンのタイプと同じ場合、②の計算結果を2倍にする。
④抵抗力の計算
ダメージを受けるポケモンの抵抗力のタイプが、ダメージを与えるポケモンのタイプと同じ場合、③の計算結果に抵抗力分をマイナスする。
この結果、ダメージが「0」または「マイナス」になった場合、この段階で計算は終了する。
⑤ダメージを受けるポケモンが受けている効果
例えば、かがやくサーナイトの特性、「じあいのヴェール」（このポケモンがいるかぎり、自分のポケモン全員が、相手の「ポケモンV」から受けるワザのダメージは「-20」される。）が発動し、その効果を受ける場合、④の計算結果に−20し、ダメージが「0」または「マイナス」になった場合、この段階で計算は終了する。
⑥ ①〜⑤の計算結果を元にダメカンをのせる
まとめ
「ワザ」は自分の番に一度だけ使うことができ、使用しないまま番を終わることもできる。
ワザの使用を宣言した後は、自身のポケモンの状態をチェックし、状態に応じた対応をする→「ワザが発動」→相手のポケモンの状態をチェックし、状態に応じた対応をする。
ダメージ計算は、カードに記載されている数値を元に計算し、自身のポケモンにかかっている効果を計算→弱点・抵抗力を計算→相手のポケモンにかかっている効果を計算する。
その際、途中で計算結果が「0」または「マイナス」になった場合、その段階で計算を終了する。
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